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2007年 11月 03日
コーヒーを飲んだ時、やけに酸っぱく感じた経験はありませんか?
舌を突くような、嫌な酸っぱさ。 こういうコーヒーを飲んで少し時間が経つと、胸がムカムカしてきます。 コーヒー飲むと夜眠れないと言うのは、こういう状態のことかもしれません。 この場合の酸っぱさが、鮮度が落ちたコーヒーの酸味です。 食べ物でも、鮮度が落ちると、酸っぱくなる場合があります。 普通、酸っぱくなったものは食べませんよね。 でも、コーヒーの場合、どういうわけか飲んじゃうんですよね。 何故って、この酸っぱさがコーヒーの味と勘違いされているから。 酸っぱくなるほど鮮度が落ちているんですから、胸焼けもします。 確かに、コーヒー自体にも、酸味はあります。 コーヒー豆は焙煎が浅いほど、要するに炒りが浅いほど、酸味が感じられます。 コーヒー自体の酸味と言うのは、舌をつくような嫌なものではありません。 逆に、舌の上を転がしたいような、甘味も感じるような酸味です。 決して、酸っぱいというものではないのです。 豆によっては、この酸味が特徴の豆も多いのです。 例えばモカハラーやハワイコナなどは、フルーティな酸味を楽しめる豆です。 新鮮なこれらの豆は、香りからしてフルーティです。 本当のコーヒーの酸味、それは新鮮な豆ならではの特徴です。 では、新鮮な豆ってどのくらいの豆? 賞味期限内なら、大丈夫? 残念ながら、コーヒーの賞味期限は、鮮度とはあまり関係ないようです。 通常コーヒー豆は、焙煎したら2から3週間で新鮮ではなくなると言われます。 もちろん、保存の方法にもよります。 しかし、1ヶ月以上は鮮度は保つことは、難しいと思われます。 大切なのは、いつ焙煎したか、焙煎してから何日経っているか、なのです。 では、豆を粉に挽いてしまったら・・・、なんと1日が限度と言われます。 コーヒー豆店で挽いた豆を買って、何日も保存なんていうのは論外なのです。 酸っぱいコーヒーと、コーヒーの酸味、勘違いしていませんか? chapot cafe (www.chapot-cafe.com)
by chapot
| 2007-11-03 21:55
| コーヒー考
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