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カフェ日記

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ドリップで淹れる(メリタ式)

実際にペーパードリップで、コーヒーを淹れてみます。
メリタ式とカリタ式は、姿かたちもそっくりで、
使用するペーパーも同じでかまいません。
しかし、その淹れ方の発想は、全く違っています。

穴がひとつのメリタ式は、お湯にコーヒーを漬けるという考え方。
それに対して、3つ穴のカリタ式は、コーヒーの粉の中をお湯を通過させるという発想。
この発想の相違が、メリタ式とカリタ式の扱い方に大きな違いを生じさせます。

まずはメリタ式のコーヒーの淹れかたです。
コーヒーは中挽きにします。
ペーパーのはじを折って、ドリッパーにセットし、挽いた粉を人数分入れます。
この時ドリッパーは、あらかじめ温めておきます
(メリタはドリッパーのことをフィルターと呼びますが、あえてここではドリッパーとします。)
粉の表面は、平らになるようにならします。

ドリッパーを、これもあらかじめ温めておいたサーバーの上に置きます。
(ドリッパーの下に置くガラス製の容器を、サーバーと呼びます。)
適温(80~90℃)にしたお湯を用意します。
メリタ式の場合、お湯は人数分プラス粉が吸う分(1杯15cc位)を量ります。
例えば2杯分なら、1杯分120ccとして、
120cc×2杯+15cc(粉分)×2=240cc+30cc=270cc
となります。

まずドリッパー中の粉全体にお湯がかかるように、注ぎます。
この時、お湯がペーパーに直接かからないように注意しましょう。
ペーパーに直接お湯がかかると、そのお湯は直接サーバーに落ちてしまいます。
この注湯は、コーヒーの粉を蒸らすためのものです。
ですから、この時はサーバーに数滴コーヒーが落ちる程度がベストです。

20秒から30秒ほどそのまま待ちます。
豆が新鮮ならば、粉が膨らんできます。
十分に粉が膨らんだら、残りのお湯(人数分のお湯)を一気に注湯します。
そう、一気に全部のお湯をドリッパーの中に入れてしまいます。
コーヒーの粉は、お湯の中に沈む格好になります。
これがメリタ式の、お湯にコーヒーを漬けるという発想となるのです。

後は、全てのお湯がサーバーに落ちるのを待つばかり。
お湯が落ちきって、人数分のコーヒーが出来上がりです。
簡単と言えば、簡単ですね。

ところが、コーヒーの粉にお湯を通過させる発想のカリタ式は、この方法ではだめなのです。
もっと、注湯をコントロールする必要があるのです。

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by chapot | 2008-05-03 17:18 | コーヒー考 | Comments(5)
Commented by masa at 2008-05-05 20:00 x
メリタとカリタのペーパーは違いますよ。
コーヒー液の透過スピードが違います。
それと、メリタは2X1と書いてあれば二杯を一回の注湯で、4X2と書いてあれば4杯分を二回の注湯でといった意味です。

Commented by chapot at 2008-05-06 02:23
masaさん、こんばんは。
確かにメリタには、シールが2重の丁寧な作りの専用ペーパーがあります。
純正品を使うに越したことは無いとは思います。
ちなみに今回の内容はメリタは漬水型で、一気にお湯を入れるということの説明です。
それと、メリタのペーパーは『2×1』とか『4×2』ではなく、『1×2』や『1×4』で、必ず1が先に来るはずです。
これは、1回の注湯で2杯淹れられるとか、同じく1回の注湯で4杯淹れられるという意味のはずです。
ですから、1×2のペーパーで4杯淹れる場合は、2回注湯することになります。
Commented by chapot at 2008-05-06 02:52
今回の内容について、一部訂正させていただきます。
文中にお湯の量を量ると書きましたが、メリタのフィルター(ドリッパー)に目盛りがあり、
そこまで一気にお湯を注げば良いようです。
したがって、前もって湯量を量る必要はありません。
お詫びして、訂正いたします。
Commented by masa at 2008-05-06 07:59 x
ごめんなさい。数字は間違った情報でした。
やっぱりダメですね。趣旨と違ってしまったようで余計なコメントでした。
大変失礼いたしました。
Commented by chapot at 2008-05-06 13:48
masaさん、こんにちは。
余計なコメントなんてことはありません。
僕もまだまだ勉強不足で、『コーヒー考』や『紅茶考』では、間違った情報を流してしまうことがあります。
そんな時「それは違うぞ!」と、ご指摘いただけるのは、本当にありがたいことです。
ちなみに、今回訂正した湯量のことも、ある方からのご指摘によるものです。
これからも、するどい突っ込み、よろしくお願いします。
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