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カフェ日記

chapot.exblog.jp

ASJ

出店地は決まりました。
ということで、今度はその上に建てる店舗を考えなければなりません。
自分達のショップコンセプトを理解して、しかもそれを具現化できるには・・・。
やはり、一般の住宅メーカーや工務店では無理と思われます。

それには、自分達のことを理解してくれる設計士さんの存在が必要です。
設計士・・・。
ビフォー・アフターや、建物探訪などテレビでは良く出てきます。
しかし、実際自分の回りには、設計士と名の付く人は存在しません。
確かに前職で設計士の肩書きを持つ人とは、何人かお付き合いしました。
が、皆大手の設計事務所の人であり、個人を相手にするとは思えません。

僕の友人で家を建てた人は何人かいますが、皆ハウスメーカーで、
いわゆるフリーの設計士に依頼した人はいません。
はたして、どうやったら設計士さんを見つけられるのやら・・・。
とりあえず、web上で検索してみたりします。

沢山ヒットするのですが、どうも敷居が高いというか、何と言うか。
とにかく、いきなり連絡をして『店の設計をして下さい。』とはね・・・。
誰かの紹介とかならまだ良いのですが、飛び込みは勇気がいります。
不動産屋さんとはちょっと違うし。

何人かの設計士がグループを組んで、依頼者が設計士を選択する。
そういう組織のことを、以前どこかのニュースで見たことがありますが、
その時は特に興味も無く、名前も覚えていません。
何日か過ぎいよいよ困り果て、いきなり飛び込むかと思い始めました。
そんな時、あるホームページに行き着きました

ARCHITECTS STUDIO JAPAN 略してASJ。

chapot cafe
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# by chapot | 2007-04-05 23:44 | 奮闘記 | Comments(0)

D氏の本音

1週間後の土曜日の夕方、僕達はS開発にいました。
とりあえず、土地購入の仮契約を交わすことになっていたからです。
同じ日に仮契約をする人達も何組か、来ているようでした。
A氏によれば、13区画のうち我が家以外に5区画が今日の仮契約だそうです。
1週間でそれだけ売れたんだ、と関心してしまいました。

我が家のテーブルにはFOのD氏も同席しています。
相変わらず今日もなにやら書類を見ています。
どうやら、今日交わす契約書のようです。
S開発のA氏の説明で仮契約の調印が進んで行きます。

そして仮契約がすっかりすんだ時です。D氏がおもむろに口を開きます。
 D氏「いや、本当に良かった。
    実はこの土地が売りに出た際、私はすぐに購入したいと思いました。
    しかし、まわりがね、反対したんですよ。
    傾斜地でもあったので、開発に費用がかかり過ぎるってね。
    でも、ここに家を建てたら、ひとつの街ができる。
    傾斜地だからこそ、その街はとても良い風景になると思って。
    難しい条件のところを開発するのは、楽しいじゃないですか。
    そういうことをやりたくて、私はこの会社にいるんです。」

D氏は一言ひとことかみ締めるように、話します。
 D氏「そんな時、ここでカフェを開きたい人がいると聞きまして、
    それは良いなって思ったんですよ。
    そういう人に、ぜひ会ってみたかった。
    街の入口にカフェがあるなんて、すてきじゃないですか。
    だから、そのカフェは自由に建ててもらいたかった。
    そういうわけで土地だけの販売をしても良いと思ったのです。
    私も楽しみにしてます。
    絶対に頑張ってください。」

chapot cafe
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# by chapot | 2007-04-03 22:44 | 奮闘記 | Comments(2)

運命 感じる!

家に帰ってから、もう一度図面を見ながら考えます。
この場所自体は、初めから欲しいと思っていた場所です。
ただ、S開発で初めて話を聞いた時には、購入は難しいということでした。
それが、本当に偶然に、相続で売りに出て、購入のチャンスができた。

ここまでなら、本当にすばらしい奇跡的な話しです。
しかし、建築会社の利益分を負担するという条件付・・・。
何もかもがうまくはいかないということです。
この2ヶ月、土地を探して色々なところに行き、色々話を聞き、
しかし、個人で土地を購入するということの難しさは、身にしみています。

このままでは、良い場所が見つからないのではないか・・・。
そんな、あきらめの気分にもなったことさえありました。
今回もしこの話を断ったら、果たしてもっと良い条件の場所が出るのか?
でも、考えを変えてみれば、2ヶ月で希望の土地が出たとも言えるのです。

だったら、もう少し待てばもっと良い条件の物件が出るのでは
いやいや、世の中そんなに甘いものではない。
このチャンスを逃したら、そう良い話は転がってはいない。
心の中で、2人の僕が葛藤しています。

そんな時、一緒に考えていた我が奥さんが一言言います。
 奥さん「買おう。もともと欲しかった場所だし。
     自分達がカフェやろうと決めた今、売りに出るなんて運命感じる。」
運命、感じる! 運命・・・。

翌日の夕方、僕はS開発のA氏に電話を入れます。
 僕「決めました。あそこ、買います。」

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# by chapot | 2007-04-02 23:49 | 奮闘記 | Comments(0)

ララポート?

D氏「建てて売り出せば、それだけの利益は出るんですよ!」
その言葉には力がこもっています。
暗に、イヤなら別に買わなくても良いんだぞ、という意味が隠れています。
どうやら、値引きの交渉はできそうも無い雰囲気です。

居心地の良くない時間が流れます。ふいにA氏が話します。
 A氏「実はですね、この土地の目の前の場所なんですけどね。」
そう言いながらA氏は何かの書類を取り出しました。
どこかの新聞の記事のコピーのようです。
 A氏「ララポートができる予定なんですよ。市議会で決定しています。」
その新聞の記事によると、今話をしている土地のホントに目の前の場所が、
ララポートとして開発され、数年後のオープンと書いてあります。
 A氏「確かに今住宅の利益分を乗せて買うのは高いように思えますが、
    ララポートが来たら、この辺の地価は高騰しますよ。間違いなく。」

しかし、僕達は土地を転売するわけではないし、将来高くなってもねー。
それに、こういう話ってホントに計画通りできるかどうか・・・。
何となく渋っている僕達を見て、A氏もD氏も不可解な様子です。
何を迷っているんだ、という感じ。
しかし、数千万円もの買い物です。そう簡単に『じゃあ買います。』とは・・・。

気まずい時間にたまらなくて、思わず僕は言いました。
 僕「1日待ってもらえますか。実は大宮で1件紹介されていて・・・。
   明日その物件を見てきますから、その後の結論ということで・・・。」
実際に夏帆ちゃん主演のCMで有名な、大手不動産会社から紹介があります。
しかし、そこは大きすぎて多分手が出せる物件ではないのです。

ただ、やはり少し考える時間が欲しい。
A氏によると、明日の新聞にここの折り込み広告を打つとのこと。
希望の場所を取るなら、明日中に連絡をくれないと保証できないというのです。
一応、僕達の希望の場所はもし希望者が出ても、押さえてもらうことにします。

その日はとりあえずそれで終わり。
D氏が会いたいということで集まったわりには、D氏は一言発しただけ。
そして、この買い物、買うべきなのか、買わざるべきなのか。
どちらにしても翌日がタイムリミットなのです。

chapot cafe

追伸です:昨日カフェ帰りに建築現場に寄ってみました。
      すでに基礎工事が終っていました。
      いよいよ今週にも棟上となります。
      気が引き締まる思いがしてきます。      
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# by chapot | 2007-04-01 17:40 | 奮闘記 | Comments(2)

LIFE CARD

なんだか良い話だと言っていたのが、あまり良い方向ではないようです。
そんなことを思っている僕らにかまわずに、A氏の説明は続きます。
 A氏「やはり、カフェともなると建物もかなり凝った作りでしょう。
   それには一括で仕入れた資材では、対応できないと言うことです。」

それでは、どうするんだ!と聞きたい僕の顔が解ったのでしょうか、
A氏が少し間を置いてから、こう切り出しました。
 A氏「D氏はそれなら、土地だけ売っても良いと言ってくれています。」
 僕「ということは、建築は他の建設会社でも良いということですか?」
 A氏「その通りです。つまり、建築条件を外しましょうとのことですよ。」

ほー、確かに良い話です。が、何かありそうな気がしないでもない。
 僕「それには、何か条件があるんですか?」
 A氏「そうです。条件はあります。」
やはりねー。どんな条件なのか聞こうと僕は身を乗り出します。
 A氏「FOさんは建築業者ですので土地を売っても、利益が上がりません。
   建物を建てて始めて利益が出るわけです。」

その時のD氏といえば、あいも変わらず書類を見続けています。
今だかつて、名刺をくれた時意外は言葉を発していません。
 A氏「そこで、土地を売るための条件なのですが・・・。」
A氏はそこで改めて一呼吸を置きます。
 A氏「建物を建てて売った際の利益分を、負担していただきたい。」
なるほど。建物の利益分を上乗せするという訳ですね。
 僕「それはどのくらいになるのですか?」
 A氏「住宅の売値から、資材の仕入れ値を引いた差額で、それは・・・・・。」

提示された金額を、土地の価格に乗せると坪当たり単価が跳ね上がります。
それでは、土地購入に考えていた金額を大きく上回ってしまうのです。
どうするのか。買いか?それとも断るか?
ここで断ったら、この土地は決して手に入れることはできない。
うーん、どうしたら良いのか。 LIFE CARDなみの決断・・・。
 僕「その金額、もう少し何とかなりませんかね。」
僕のその言葉に反応を示したのは、意外にもFOのD氏でした。

chapot cafe

追伸です:今日は指扇のカフェアッパーウエストで昼食しました。
      以前ミモザをいただいたカフェです。
      実はこの店のオーナーのご主人に、あることをお願いしています。
      そのいきさつについては、後日本文の中で説明します。
      ちなみにここアッパーウエストは我が家のお気に入りのカフェです。
      http://homepage.mac.com/upperwest/menu1.html
      
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# by chapot | 2007-03-31 20:55 | 奮闘記 | Comments(0)