へっぴりごし

大方の作業が終わり、大工さんが床掃除などしている時です。
僕達は2階の床の間から、1階の眺めなどを見ていました。
この眺めは、完成すると2度と見られないのです。

ASJのY氏が僕の所に来て、上棟式のことを説明してくれます。
通常は1階で行うのを、せっかく2階があるので今日は2階で行うとのこと。
そして、上棟式自体は簡単に済ませるとのことです。
その式で、建物の4隅に、酒、米、塩を撒く儀式をするとのこと。
これは、工事の安全を祈願するという意味らしいのです。

酒は棟梁が担当、塩を設計士の岡平さんが撒く。
そして、米は施主として僕が撒いてくださいというのです。
建物の4隅。
4隅の内1箇所は、吹き抜け。
吹き抜けには、当然のごとく、床は無い。
ここは2階。
エーッ! 床、無いじゃん!

上棟式が始まって、さっそく安全祈願の酒、米、塩撒き。
棟梁は1升ビン片手に、軽々と梁を伝わって床の無い隅に行き酒を撒きます。
そして僕・・・。
手は米が入った器を持ってるし・・・、
梁なんて、平均台より狭い(ように見える)し・・・、
でも、隅まで行かないわけには行かないし・・・。
たかが、数メートルのはずが、やけに遠い。

岡平さんはと言えば・・・。
僕は人のことを気にしている余裕がまったくないので、わかりません。
でも、普通に塩を撒いていたようです。

全てが終わって、用意した物を皆さんに渡して、ホッと一安心。
そこで我が奥さんいわく、『へっぴりごし、ダッサイ。』
トホホ・・・。

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# by chapot | 2007-06-01 23:50 | 奮闘記 | Comments(0)

ふらふら

そして上棟の日がやって来ます。
天気も上々で、やはり晴れ男の面目躍如と言ったところ。
何たって、設計士さんと僕のダブル晴れ男ですから強力。
上棟式自体は午後からなので、午前中に用意した物を取りに行きます。

午後になって、指定された時間に現場に行きます。
大きなクレーン車が、現場に止まっているのが遠くからでも見えます。
近くまで行くと、大工さんが太い梁をカケヤで打ち込んでる所です。
良く見ると、すでに2階には、床が着いているではないですか。

とりあえず、作業が終わるまで少し離れた場所で見ています。
しばらくすると、2階に上がるようにとのこと。
まだ、作業が続いているのだけど・・・。

言われるまま、用意した荷物を持って行きます。
2階へと言っても、何せ今棟上げをしたところですから、
階段なんてあるわけがありません。
柱だけの家の周りに足場が組んであります。
2階にはその足場を使って上がるわけです。

しかしこの足場、何だかやけに頼りないような・・・。
登ろうとすると、ふらふらと揺れるではないですか。
こっ、こんなんで本当に大丈夫!
何を隠そう、僕は高い所が大の苦手。
恥ずかしながら、2階の屋根にも上がるのが、こ・わ・い・・・。

ましてや、こんな不安定な足場で、結構な荷物を持って・・・。
先に2階にいた方々に、荷物を受け取っていただき、
何とか、2階の床に上がったのでした。
やれやれ・・・。

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# by chapot | 2007-05-31 17:39 | 奮闘記 | Comments(0)

上棟の準備

地鎮祭が終ると、さっそく現場は動き始めます。
あれよあれよという間に、基礎まで出来上がってしまいます。
基礎が出来ると、ここで少しの間何も動きません。
なんでも、基礎のコンクリートを安定させているとか・・・。

しばらくすると、ASJのY氏より連絡があります。
上棟の日取りが決まったとのことです。
上棟・・・。
いわゆる『建て前』というやつです。
ひと昔前までは、建て前というと一大イベントでした。

近所の人達を集めて、組みあがった柱の上から色々な物を撒いたりしました。
僕も子供のころ、それを拾いに行った覚えがあります。
みかんやら、お餅やら、お菓子やら・・・。
紙に包んだお金もありました。
大体が、5円とか10円でしたけど、子供にとっては嬉しかった。

そう言えば父が家を建てた際、僕も屋根に上って物を撒きました。
子供ながらにとても嬉しくて、一生懸命撒いたのを覚えています。
今時は、そんな建て前をする家、ないですねー。

それでも上棟の日は、大工さん達の労を労って、
宴会を催す家は、まだまだ多いようです。
しかし、宴会となるとどうしても付き物がアルコール。
今は、飲酒運転などの規制も厳しく、宴会も減る傾向だとか。
だからと言って、酒のない宴会もねー。
いまいち盛り上がらないと思いますし・・・。
という僕は全く飲めない、いわゆる下戸なんですけど・・・。

そこで今回は、赤飯とお酒を用意して、
棟上げが終ったところで、大工さんや関係者に渡すことにします。
取り合えず、Y氏に当日の人数を確認します。
それから、赤飯を注文して、お酒をお願いして・・・。

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# by chapot | 2007-05-29 18:26 | 奮闘記 | Comments(2)

地鎮祭の日へ

同じ契約でも、楽しい方の建築契約から数日後です。
ASJのY氏から、地鎮祭の説明書が届きます。
ちゃんと透明のファイルに入って、表紙まで付いたものです。
地鎮祭の意味から始まり、当日の流れや用意する物が書かれています

地鎮祭自体の内容は10項目くらいあり、
その一つひとつに意味が書いてあります。
かつて自宅建築の際にも、地鎮祭をしましたが、
その時は今回のような次第は無かったように思います。

そのため、何となく地鎮祭に参加して言われるままにしていました。
しかし、改めて今回地鎮祭の次第を読む機会ができ、
以前ちょっと滑稽に(大変失礼ですが)思いながら見ていたことに、
こんな意味があったのかと思い、とても神聖な思いにもなります。

地鎮祭は基本的に雨天決行です。
できることなら、天気に恵まれて欲しいものです。
実は、僕は無類の晴れ男と言われています。
以前の職場で毎月行っていた行事でも、
僕が担当になって2年間、1度も雨にならなかったくらいです。

それと今回は、なんと設計士の岡平さん、
大変な晴れ男であると、ご自分で豪語されていました。
晴れ男プラス晴れ男で、2倍の効果ということになるでしょう。
まさか打ち消しあうことは、無いとは思いますが・・・。

ということを考えながら、当日を待ちます。
天気予報でも、その日は天気が良いことになっています。。
そして、当日。

その日は、このブログの始まりでもあります。

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# by chapot | 2007-05-28 22:59 | 奮闘記 | Comments(0)

気まずい

一応説明に問題が無いことを確認すると、サイン、捺印に移ります。
僕がサインしたり、はんこを押したりする書類は結構あります。
まずは契約書。契約ですからね。
それから重要事項確認書、振替依頼書、登記関係の依頼書などなど。
僕達のサイン、捺印大会が一通り終わると、
A氏は銀行の手続きのため、部屋を出てゆきます。

部屋の中に残ったのは、今日始めて会った面々・・・。
当然のごとく、会話は盛り上がりません、
というより、会話がありません。
この沈黙の時間に耐えられない僕がFOのK氏に尋ねます。
 僕「売買契約というのは、大体こういう場所でやるのですか?」
 K氏「いえ、あまりありません・・・。」
沈黙・・・。気まずい・・・。

この気まずい雰囲気を打ち破るべく、
 僕「あの場所の住宅は全て売れたのですか?」
 K氏「私は代理ですので、分かりません・・・。」
沈黙・・・。またもや、気まずい・・・。

またこの雰囲気を打ち破るべく、今度は相手を変えて司法書士O氏へ、
 僕「今回はS開発さんからの依頼ですか?」
 O氏「私どもはFOさんからの依頼です・・・。」
沈黙・・・。またまた、気まずい・・・。

この気まずい雰囲気は、もはやどうすることも出来ないようです。
仕方ないので、このままA氏が戻って来るのを待つしかありません。
多分、時間としてはたいした時間ではないのでしょう。
しかし・・・、ながーい ち・ん・も・く。

しばらくしてA氏が部屋に入って来ます。
A氏に後光が差して見えたと言っても、過言ではないかも・・・。
A氏の『手続きが終わりました。』の一言で、皆あっという間に解散。
土地が手に入ったという喜びよりも、何だか、みょうに疲れたのでした。

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# by chapot | 2007-05-26 17:55 | 奮闘記 | Comments(0)

open 12:00-18:00   (L.O.17:30)          日月3.4.5火定休


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