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2008年 02月 26日
カフェを開く場合、まずはどこでやるかが問題になります。
その道のハウツウ本などにも、必ず立地は重要だとあります。 立地でその店の成否が決まるような言い方をしている場合すらあります。 でも、本当にそうなんでしょうか? 僕はchapotを開くにあたり、およそ百店あまりのカフェに行きました。 その上で確信してきたことは、場所は必ずしも重要ではないのではとの思い。 こんなこと書くと、専門家の方々から非難を受けそうですが、 少なくとも、立地は最重要事項ではないということは言えると思います。 百店も行っていると、中にはこれは求めているものと違う店もかなりあります。 しかし、個性を前面に押し出した、良いなあと感じる店、 その多くは、こんな所にあるの? という場合が多いのです。 ある店は住宅街のど真ん中であったり、ある店は田んぼの中の1軒屋だったり、 山の中にある店や、通りからはるかに奥まっていたり・・・。 やっとの思いで探しあてて店の中に入ると、人がいっぱい・・・。 そんなこと、何度もありました。 立地的に考えれば、絶対繁盛するはずのないような場所の人気店。 そういうカフェ、結構たくさんあるんです。 そんなカフェの特徴は、何と言っても『個性』。 単に個性って言うと、何だかちょっと違うようにも感じます。 それは、個性があれば何でも良いという訳ではないから。 この辺は、言葉で表すのは非常に難しいです。 何と言うか、五感で感じると言うか、第六感まで感じると言うか・・・。 不便な所にあっても、尚言うなら、不便な所にあるからこそ、 また行きたくなるような、そんな感じの個性。 わかりにくいですよね。 でも、しいて言えば、そんな感じ。 雑誌『自給自足』2006年夏号「田舎のカフェのつくり方」によれば、 ・何よりも優先するべきことは自分がやりたい場所でやること。 ・自分が毎日心地よく過ごせる場所は、お客さんも心地よく過ごせる場所。 ・お店自体に魅力があれば、遠くてもお客さんは訪れる。 ということです。 立地に悩むより、個性を出すのに悩んだ方が、悩み甲斐もありますよね。 さて、我がchapotは魅力ある個性を打ち出せているのか否か・・・。 真価が問われるのは、これからですかね。 chapot cafe (www.chapot-cafe.com) #
by chapot
| 2008-02-26 18:10
| カフェ考
2008年 02月 25日
今日は所用で、栃木県の那須に出かけました。
那須といえば、CAFE SHOZOが有名。 ついでと言っては何ですが、やはり立ち寄ってみます。 と言っても、立ち寄ったのは那須店ではなく、黒磯の本店です。 平日の昼下がり、さすがのSHOZOとは言えかなり空いています。 お客の皆さんは読書や歓談と、思い思いにゆったり過ごしている様子。 こういう雰囲気、我がchapotにも欲しいなあと思います。 でも比べる相手がカフェの元祖ですから、ちょっと失礼ですかね・・・。 ランチメニュー ◆ 今週のカレープレート・・・・・・・・720円 ビーフカレー(れんこんサラダ付き) ◆ 日替りランチ ・・・・・・・・・・・・820円 2/26(火) ブロッコリー入りコロッケの定食 (玄米ごはん・スープ・れんこんサラダ・おとうふ) 2/27(水) 煮込みハンバーグプレート (玄米ごはん・れんこんサラダ・おとうふ) 2/28(木) 豚バラとかぼちゃの炊き込みごはんプレート (とりだんごスープ・れんこんサラダ・おとうふ) 2/29(金) チーズパンプレート (ミネストローネ・キッシュ・れんこんサラダ) 3/ 1(土) おにぎりセット (豚汁・れんこんサラダ・おとうふ) ◆ ランチドリンクセット +280円のセット +380円のセット coffee 風のブレンド coffee 山のブレンド tea キャンディ 海のブレンド (セイロン) 氷のブレンド tea アッサム (インド) ベルガモット (アールグレイ) ※都合により変更になる場合があります chapot cafe (www.chapot-cafe.com) #
by chapot
| 2008-02-25 23:27
| ランチメニュー
2008年 02月 24日
いやー、昨日の春一番は物凄かったですね。
我がchapotの周りは、普段はのどかな畑が多いのですが、 昨日の風で様相が一変。 畑から吹き上がった土で、まるでハムナプトラ状態でした。 そして今日、引き続きと言うか、今度はと言うか、 朝から北風がビュービューと音を立てて吹いています。 せっかくの休みだと言うのに、洗濯も、布団干しもできないと、 我が奥さんがぼやいています。 何だか、最近気候が荒いような気がしますが、 何でも温暖化のせいにしてしまうのは、考えすぎでしょうかね。 さて、先日もこの欄でお知らせしましたように、 明日2月25日は、第4月曜日で、本来はchapotは営業日です。 しかし、明日に限って、臨時休業させていただきます。 よろしくお願いいたします。 chapot cafe (www.chapot-cafe.com) #
by chapot
| 2008-02-24 19:10
| 日記
2008年 02月 22日
紅茶を淹れる際、お湯をポットに入れる方法がよく話題になります。
よく言われるのが、できるだけ高い位置からお湯を注ぐと良いというものです。 これは、お湯の中にたくさん空気を取り込むためなどと紹介されます。 お湯の入ったポット(やかん)を高く持ち上げ、ボトボトとお湯を注ぐわけです。 確かに何だかお湯の中が、空気でいっぱいになったような気がします。 しかしこの動作、本当に意味があるのでしょうか。 『ゴールデンルール』には、汲みたて沸かしたての湯を使うとあります。 これはまさしく、お湯の中に空気が入っていることを要求しているのです。 つまりは、汲みたて沸かしたてのお湯であれば、中の空気は十分なのでは・・・。 わざわざ、あらためて空気を追加する必要もないと思われます。 なぜこんなことを考えるかと言うと、理由がふたつあります。 まずは、お湯の温度の問題。 紅茶を淹れる場合、『やかんを持って来るのではなく、やかんのある所に行け!』 とまで言われています。 これは、せっかく沸騰したお湯が、やかんの移動の際に冷めてしまうからです。 そこまでお湯の温度を気にする紅茶なんです。 高い位置からお湯を落とした場合、それだけでお湯の温度が下がってしまいます。 場合によっては、7~8℃も冷めてしまうのです。 わざわざ、沸かしたお湯を冷ましてしまうことはないはずです。 それにもう1点は、危険だということ。 沸騰したやかんからお湯を注ぐとどうなるでしょう。 注ぎ口からお湯が勢い良く噴き出します。 その状態で高い位置まで持っていったら、お湯が飛び散ってしまいます。 テーブルをお湯で濡らすだけで済めば良いのですが、 飛び散ったお湯が、人にかかったりすれば火傷は免れないのです。 危険であるうえ、お湯の温度が冷めてしまうこの方法。 あえて行う必要は無いものと思われます。 ポットへの注湯は、ポットの注ぎ口から勢い良く注げば十分。 紅茶は『ゴールデンルール』が基本。 それ以上のことをする必要はないと思います。 chapot cafe (www.chapot-cafe.com) #
by chapot
| 2008-02-22 16:51
| 紅茶考
2008年 02月 21日
自分でカフェをやっていて何なんですが、
僕が1人でカフェに入ることは、まずありません。 と言うより、1人では入れないのです。 まあ、行き慣れたカフェであれば別ですが、初めての所はダメです。 多分、これは僕に限ったことではなく、僕ぐらいの歳の男性には多いと思います。 しかし、どうしても気になる店がある場合、 意を決してその店に入ってみることもあります。 するとそういう場合、まず間違いなく居心地が良くないのです。 それは、店の雰囲気がどうのこうのというのではないのですね。 気になるようなカフェは、大体が女性客が多んです。 店に入ると、男性は自分1人、なんでことはざらにあるわけです。 こんな時、男1人はとても気まずい。 また、注文したものが出てくるまでの時間が、とても良くないのです。 手持ち無沙汰というか、何もすることがないというか・・・。 店にある本や雑誌は、例外なく女性向けだし、 そもそも、女性客だけの中、男が店の中ウロウロするのもね。 自分で本でも持っていれば、それを読んで何とかなるものの、 運悪くそれも持っていないと、最悪です。 黙ってじっと座っているのも、何だかおかしいような気もするし、 だからと言って、キョロキョロしてると、挙動不審に思われるし・・・。 仕方なく、用もないのに手帳を開いたり、携帯を見たりします。 ドリンクが運ばれてきたら、急いで飲んでそそくさと退散、 まあ、そんな感じになってしまいますかね。 別に周りの人は、僕のことなんか何とも思ってないことは解ってはいるんです。 でもやはり、1人でカフェに入るのは、どうも気が引けるんですよね。 実は最近、我がchapotでは男性1人のお客様が増えています。 そういう方を、僕は密かに尊敬いたしております。 ハイ。 chapot cafe (www.chapot-cafe.com) #
by chapot
| 2008-02-21 17:41
| 日記
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