サイフォンでコーヒー

サイフォンって、なんだか理科の実験のようです。
フラスコに湯を入れて、そこにコーヒーの粉を入れたロートを挿す。
火にかけると、フラスコ内の気圧が上がり、湯がロートに昇る。
火から下ろすと、その逆の現象が起こり、コーヒーがフラスコに溜まる。
まるっきり実験ですよね。

それとサイフォンってとってもプロっぽい感じでもあります。
喫茶店でサイフォンを使ってると、何となく格好良いですよね。

でも、意外にもこのサイフォン、人の手が係わる工程が少ないんです。
その為、コーヒーの量と火にかける時間が同じなら、
誰が淹れても、大きく味が変わらないという特徴があります。

このことから大きな喫茶店で、コーヒーを淹れるスタッフが多い場合、
サイフォンを使用する店が多いと聞きます。

また、ある焙煎業者は新たに喫茶店を始めるオーナーに対し、
サイフォンでコーヒーを淹れることを勧めるとのことです。
これは、技術の習得が早いということがあるようです。

とはいえ、やはりサイフォンコーヒーは見ていても楽しく、
特に最近では、熱源にハロゲンランプを使って、見た目に美しい演出ができます。
喫茶店にとっては、コーヒーの味が均一になる以上の使用価値があると言えます。

しかし、これも意外かもしれませんが、サイフォンはドリップより軽めのコーヒーになります。
深煎りのコーヒーが多くなった昨今は、少し物足りない感じを受けるかもしれません。

個人でサイフォンを使う場合は、なんと言ってもその扱いに注意が必要です。
サイフォンはそのほとんどの部分が、ガラス製です。
特にロートのくだの部分は、非常にデリケート。
丁寧な扱いが、必須です。

それと、コーヒーの粉を受けるロート内のフィルターは、たいていネルでできています。
ということは・・・、ネルドリップの時に説明したように、
湯か水で洗った後、水に漬けて冷蔵庫保存する必要があります。

ちょっとばかり面倒ではありますが、
サイフォンでコーヒーを淹れることに、こだわってみるのも良いかもしれません。

chapot cafe (www.chapot-cafe.com)
[PR]
by chapot | 2009-03-21 23:55 | コーヒー考 | Comments(0)

open 12:00-18:00   (L.O.17:30)          日月3.4.5火定休


by chapot
プロフィールを見る
画像一覧