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2009年 06月 30日
僕の子供の頃の時計と言えば、柱時計。
時を告げるのに、ボーンボーンと鉦を鳴らしたので、 別名ボンボン時計なんて言われてたっけ。 時々ねじを巻かないと止まっちゃう。 時間も1日で何分も違ってきてしまうので、毎日修正でした。 壁掛け時計自体は、電池式のものが出て、 ねじ巻きが必要なくなりました。 そしてクォーツになって、時間も正確になったんですね。 今では得体の知れない何かが、電波に乗って飛んできて、 時計を秒単位で制御してしまうようになりました。 そんな時代ですから、柱時計なんて すっかりみんなから忘れ去られてしまったみたいです。 昨日なぜかふと思い出して、家の倉庫を探すと、 ありました、ありました。 僕がまだ子供の頃、柱に掛かっていた時計。 濃いこげ茶色の、木の時計です。 ほこりまみれになっていたその時計を、 綺麗に拭いてあげました。 まだ、動くのかなあ・・・。 壁に掛けて、ねじを巻いてみます。 そして、振り子を指ではじいてみると・・・、 チク・タク、チク・タク・・・・・・・。 動いた! そして正時と30分には、ボーンと鉦も打ちます。 多分20年以上は、動いていなかったはずです。 と言うことで、僕が余りにも懐かしいので、 店に持ってきてしまいました。 振り子の音や、鉦の音がうるさいと思う方、ゴメンナサイ。 でも、それらにノスタルジィを感じる方も多いのでは・・・。 いつまで動いてくれるのかなあ。 chapot cafe (www.chapot-cafe.com)
by chapot
| 2009-06-30 14:00
| 日記
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