紅茶のホント、うそ Ⅱ(天使のための1杯)

紅茶を淹れる際、ティースプーンで茶葉を量ることが良くあります。
大きな茶葉なら、ティースプーン山盛り1杯で大体3gくらい。
それを目安に、人数分(カップの数分)の茶葉をポットに入れるわけです。

この時良く、人数分プラスもう1杯余分に入れることがあります。
紅茶の解説書などにも、良くこの方法が紹介されています。
このプラス1杯を『ポットのための1杯』とか『天使のための1杯』なんて言います。

目の前で『天使のために』なんて言われて、1杯余計に入れていたら、
何だかちょっと格好良いですよね。
しかし、このプラス1杯って、本当に何か意味があるのでしょうか?
ゴールデンルールには、『茶葉の量を正確に量る』としかありません。
ゴールデンルールからすると、このプラス1杯はあまり関係ないのでは?
茶葉は正確に、人数分を量れば良いようです。

では、何故このような習慣が言われるようになったのか?
実は、紅茶の本場イギリスでは、おばあちゃんの知恵みたいな話で、
この『天使のための1杯』というのがあるようです。
実際にその方法が日本で紹介されて、広まったのではないかと考えられます。

イギリスでやっているなら、それが良いんじゃないの?
そう思いますよね。
ところがイギリスと日本では、大きく違うことがあるんです。
それは・・・、水。
イギリスの水が硬水であるのに対し、日本の水は軟水がほとんど。

紅茶の成分は日本の軟水では良く抽出できるのですが、
イギリスの硬水では、軟水に比べると抽出しにくくなるのですね。
その対策として、少し茶葉を多く入れるという知恵が生まれたと思われます。

だとしたら日本においては『天使のための1杯』は、必要ないということになりませんか。
やはり、あくまでもゴールデンルールに則り、茶葉は正確に量り、
どうやらそれ以上のことはしなくても良いようですよ。

chapot cafe (www.chapot-cafe.com)
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Commented by yama at 2008-01-27 14:27 x
chapotさん、こんにちわ♪
快晴の日曜日、一週間分の家事も終え のんびりゆっくりchapotさんのスイーツとコーヒーを楽しめたら…と、思ってしまいました。
chapotさんも 今頃まったりとお過ごしでしょうかね♪
二週間位かけて ようやく三月からの カフェ日記読み終えました♪
部外者?として 面白かったです。
思わず吹き出す所も…しかし、私としては紅茶考もコーヒー考も
ふんふんと読みはしたものの 私飲む人でいいと‥せっかちの性分ですし だからこそくつろげる所でゆっくり出来るのが大好き~
ところでスコーン食しました~!本当に美味しい!
思い返せば初めて食べたスコーンらしきもの、某大手チェーンのメープルシロップをかけて食べるのしか記憶に‥
全くの別物でした~。まだまだ制覇するものがたくさん(笑)
Commented by y_tozion at 2008-01-27 16:47
こんど、紅茶考で「自宅でも美味しく淹れられるミルクティの淹れ方」をお願いします。
ここ数日寒い日が続いているせいか、なんだか無性にあったかいミルクティが飲みたくて。
でも自分で淹れるとがっかりするんです。イメージした美味しさからほど遠いものが確実に出来上がるので^^;
Commented by chapot at 2008-01-27 19:06
yamaさん、こんばんは。
chapotが日曜日お休みで、申し訳ありません。
カフェで日曜定休なんて珍しいと良く言われます。ちょっと考えるところがありまして、そうさせていただいています。
くだらないブログ読んでいただいたようで、ありがとうございます。
これからもできるだけ更新しますので、よろしくお付き合いください。
アッ、それと良かったら、お店の方もよろしくお願いします。
Commented by chapot at 2008-01-27 19:14
y_tozionさん、こんばんは。
ミルクティーというのは、普通のミルクティーですか?それともロイヤルミルクティーのことですか?
ロイヤルミルクティーについては、近々書こうかなと思っています。
普通のミルクティーであれば、ミルクティーに向く紅茶と向かない紅茶があるんです。
特にダージリンは向きません。アッサムとかアールグレィなんかは、美味しいと思いますよ。
ただし、紅茶はちゃんと、ゴールデンルールで淹れて下さいね。
by chapot | 2008-01-25 23:53 | 紅茶考 | Comments(4)

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